皆様 こんにちは。
本日は、自戒寺(じかいでら)へようこそ。
この寺は、己を戒めたい人々が集う寺でございます。
と、いうのは表向きの話。実のところは私自身を戒めるために建立した寺でございます。
(注:この物語はフィクションです(^з^)-☆)
そこの貴方。そう。貴方です。
ダイエットの経験はおありで?
では、リバウンドや挫折の経験は?
今宵、貴方にお話しするのは、こんなお話です。
ある晩、玄関の戸を叩く音がしました。
戸を開けると一人の女性が立っておりました。
一晩の宿を求められましたので、寺の中にお通ししたのです。
その女性は、「お腹がすて死にそう・・・」と言うので、ありあわせでよければ・・・と
・ごはん
・味噌汁
・焼き魚
・お浸し
食後のデザートもあったほうが良いかな?と、頂き物のチョコレートケーキをお出ししたのです。
女性は、真っ先にチョコレートケーキにかぶりつきました。よほどお腹がすいていたのか、あっという間に食べてしまいました。
そして、「ごちそうさまでした。もう結構です。」
と。
驚いた私は、なぜご飯をたべないのか?聞くと
「私、ダイエットしているので毎食のカロリー摂取量を決めているんです。
今、ケーキを食べたので、ご飯を食べたらカロリーオーバーしてしまうんです。
私、甘いものが大好きなんです!」
と、笑顔で答えました。
さて、この話、どう思われますか?
確かにダイエットにカロリー計算は大切なことですが・・・
そもそも、甘いものを食べると我々の体の中でどうなっているのでしょうか?
糖質を含む食べ物は、体内に入ると、ブドウ糖に分解され、血液中に流れ出します。
ブドウ糖は、すい臓から分泌されるインスリンによって代謝され、余分な糖は中性脂肪となって体内にたまります。
つまり、糖質の摂りすぎは太る原因になるのです。
無性に甘いものが食べたくなる時がありますよね。
甘いものを食べると、幸せホルモンが分泌されると言われています。
美味しいケーキを一口。「幸せ~♥️」なんて経験ありますよね。
しかし、この幸せホルモン、一過性のもの。
甘いものを食べる→血糖値が急上昇→しばらくして→血糖値が下がる→また甘いものが欲しくなる。
このような悪循環が起こるのです。
さて、話を戻しましょう。先日の女性に普段の食事の内容を聞くと
朝食・・・菓子パン、ヨーグルト、カフェラテ
間食・・・チョコレート
昼食・・・ロールケーキ、ココア
間食・・・せんべい
夕食・・・サラダ
間食・・・アイスクリーム、スナック菓子
思った通り、偏った食事です。
これでは、いつか体を壊してしまいます。
確実に栄養不足です。
この女性は、一日3食の食事が満足いくものでないので間食の量が多くなっているようです。
まずは、3食の食事の見直しが必要です。
そうすることによって自ずと甘いものを食べる回数が減っていくはずです。
摂取カロリー数だけにとらわれてしまい間違ったダイエットをしてしまっていました。
女性は、
①3食の食事の見直しをすること。
②おやつの買い置きをやめること。
③午後4時以降の間食を控えること。
を約束して寺を後にしました。
彼女のダイエットが成功すると良いですね。
貴方の食生活は大丈夫ですか?
バランスよく栄養を摂っていますか?
くれぐれも甘いものを食べるために食事の量を減らす!なんて おやめください。
それでは、また。
いつでも自戒寺へ おいでください。お待ちしております。
秋田駅東口スタジオ 金田でした。