センター試験最終年であった 卒業生の皆さんへ

2020年3月22日

 この記事をご覧になっている時には、すでに全ての大学合格者が決定していると思います。まずは大学受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。


 今年の入試は、センター試験の最終年でしたので、いわゆる安全志向の志望校選択になる傾向が全国的に強まっておりました。そんな中でもイデアグループ明光義塾に通われていた生徒さん達が、今年も多くの大学で見事合格を成し遂げていました。改めて本当におめでとうございます!


 ただ大学受験は高校受験の時と同じく、ここがゴールではありません。ここから社会人となるスタートラインに立ったのです。誤解を恐れずに言えば、入試は頑張った分だけ結果が伴ってきますが、社会に出たらそう簡単にはいきません。例えば就活です。たくさん勉強してたくさん資格を取った!たくさん面接練習した!エントリーシートの書き方も万全!…でも思うようにいかない時もあります。


 ここからは塾の先生というよりも、社会人の先輩としてお伝えします。ここからの大学生活、たくさんの誘惑があるでしょう。地元を離れる人は、一人暮らしだと尚更です。遊ぶな、という話をしたい訳ではありませんが、社会に出る前に正しい意味での「自立」ができるよう成長していきましょう。大学で学ぶことは社会に出たらどのように活かせるのか?アルバイトをする人も多いと思いますが、与えられた仕事を作業的にこなすのではなく、自分がどのように役立っているのか?そのような事を考えながら生活するだけでも成長できます。


 そしてこの21世紀社会において、求められる人材は「自立した社会人」です。大学生活の過ごし方次第で、そのような社会人へと成長できますので、どうか目的意識をもって4年間過ごして欲しいと願います。

 

イデアグループ統括監 明光義塾秋田本校教室校長

小林 佑喜

小林佑喜プロフィール
イデアグループ統括監 明光義塾秋田本校教室校長 
「明光義塾最優秀講師賞」「明光義塾新設優秀教室賞」「優秀教室賞」等、数々の賞を獲得。
平成22年以降10年連続で秋田県中学生強化選手に「勉強の仕方」を講演。
平成29年以降4年連続 秋田県公立高校入試解答速報番組で国語を解説。