ウカルンジャー海外渡航紀行

2018年4月12日

メディアやSNS等で、海外旅行先として最も人気の高い「台湾」を先月訪れて参りました。様々なテレビ番組で「台湾」が紹介されることが多く、また、台湾の方々は親切な人が多いとも話題となっています。実際に台湾の人たちに接してきましたが、親切な方が多かったです。台北駅地下街のファストフード店で食事を終えた後、食器をカウンターに返却しなければならないのですが、見知らぬ方が私の食器を返却口へ代わりに返却して下さったという体験もしました。また、台北の電車は時間帯によって超満員電車となりますが、どんなに混雑していても、優先席は必ず空席とし、お年寄りや障害を持った方々のために常に席を空けています。ちなみに、「優先席」は台湾華語で「博愛座」と言います。
台湾では様々な場所を訪れましたが、今回は孔子を祀る
「孔子廟」と、「台湾大学」を紹介したいと思います。

 

1.孔子廟(MRT 淡水信義線 圓山駅から徒歩10分)

儒教の創始者であり、思想家・教育者としても名高い、孔子を祀った「孔子廟」を訪れました。生徒の皆さんは漢文でなじみ深いと思います。
「子 曰く」とよく目にすると思いますが、この「子」こそ、「孔子」を指しています。

孔子は学問の神様としても知られ、毎年受験シーズンになると、多くの学生が合格祈願に訪れます。受験を迎える生徒さんの合格祈願も、しっかりさせていただきました。

孔子は「論語」などで数多くの名言を残しており、中には受験へのアドバイスとなる内容も見られます。私が好きな孔子の言葉を一つ、紹介したいと思います。

子曰、「學而時習之、不亦説乎。」
子曰く、「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。」

「学んでしかるべき時に復習する、なんと嬉しいことではないか。」

受験勉強で最も大切なこと、それは「反復学習」です。東京大学に合格した先輩のノートを見せていただいたことがありましたが、そこには反復学習した日にちがびっしりと記録され、1つの問題を何度も解きなおした形跡が見られました。
生徒のみなさんは孔子の言葉にならい、反復学習を心がけて学習を積み重ね、是非とも合格を果たしてくれたらと感じています。

 


2.台湾大学( MRT松山新店線 公館駅からすぐ )

生徒さんの中には、旧七帝大を目指し勉学に日々励んでいるかたも大勢いらっしゃると思います。旧七帝大は戦前に帝国大学として発足した、
「北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大」
の七つを指します。
帝国大学は旧七帝大として受験生の皆さんに知られていますが、戦前まで、帝国大学は上記の七大学に加え、「台北帝国大学(現在の台湾大学)」と「京城帝国大学(かつてソウル市に存在した大学)」の、計9つの帝国大学が存在していました。
台北帝国大学は現在は台湾大学として、台湾最難関の最高学府となっています。

台湾大学のキャンパスは、一般の人々も入ることができます。日本統治時代につくられた構内は当時からの建物が多く、春先などはツツジの花が綺麗で、散策するにはとても良い場所です。また、キャンパス内には売店もあり、安くておいしいカフェや、オリジナルグッズが販売されたりしています。
先人が築き上げてきた歴史と出会える、レトロな雰囲気の台湾大学も素敵な観光スポットだと感じられました。

 

 

台北市内には他にも、まだまだたくさんの観光スポットがあり、今回訪れられなかった場所もまだ多くあります。また、台湾は台北市内はもちろんですが、「千と千尋の神隠し」の街並みのモデルとなった「九份」や、様々な観光スポットが見られる「高雄」、また、「澎湖諸島」始め美しい景色の離島など、何度でも訪れたい場所となっています。台湾は今後も訪れたい素敵な場所だと感じています。

ウカルンジャー 松永慎吾

https://www.i-dea.jp/meiko/news/1751/

https://www.i-dea.jp/meiko/news/1896/

【松永慎吾プロフィール】
函館ラ・サール高校、大阪大学外国語学部卒。

秋田の学習塾イデアグループ指導監理官就任。秋田中央高校にて「小論文テクニック講座」や能代松陽高校にて「大学進路講演」など高校講演実績多数。ABSパイセンでは「チャーティー」ABSタマリバでは「ラ・サール伯爵」としてラジオ番組に出演中。

 

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