【大好評】ウエパン先生からの夏休みお勧め映画!!
2018年8月10日
今回紹介する映画は「恋はデジャヴ」です。
「あ、この場面(風景)、前に見たことがある気がする」という体験をデジャヴといいます。
この映画はタイムループものでして、同じ日を何度も繰り返すストーリーです。目を覚ますとまた昨日と同じ日になります。そんな不思議な設定の中で、人との関わりに悪戦苦闘し、そして恋の駆け引きを失敗し、また工夫し直して、また失敗する・・・といったところです。日本公開版のタイトルはまさにデジャヴのような経験に恋愛ストーリーを織り交ぜた展開から考えられたものです。
◆ 舞台はアメリカのGroundhog day
アメリカ公開でのこの映画の原題は「Groundhog Day」
日本では馴染みのない『Groundhog day』ですが、2月2日にウッドチャックという動物が冬眠から覚めるのですが、その時にウッドチャックが自分の影を見ると冬は長引く、という春の訪れを占う行事が開催される日です。
主人公はその行事を田舎の小さな行事として扱うお天気レポーター(おじさん)で、さっさと仕事を切り上げて田舎町から出て、本職で活躍できる都会に戻りたがっている状態です。
ところが何故か不思議な力が働き、毎日その町の同じ日を繰り返す羽目になります。
◆ 繰り返す失敗
「恋はデジャヴ」において、主人公は毎日同じ日を経験するので、前日に経験した失敗や困難の解決策を見つけて翌日(昨日と同じ日)を迎えます。ところが前日した失敗を乗り越えたと思ったら、前の日は起きなかった別の困難に直面し、また新しい失敗をしてしまいます。
そして同じ2月2日でも、主人公の言動でちょっとずつ周りの人たちの対応や身の回りの出来事に変化が生まれ『新しい2月2日』になっていきます。様々な問題に対して、解決策を準備しても繰り返す失敗。苛立ちを繰り返しながらも、主人公は人間的に成長を見せていきます。
◆ 失敗・後悔を成長に
この映画を見ていると「できるなら最初からやっておけば・・・」という気持ちが生まれますが、私たち自身も、本来できる力があるにもかかわらず、失敗や後悔を通じて、初めてその力を発揮することがあります。ただしそういった力を出すそのためには、どうすれば同じ失敗をしないかを熟考したり、これまでしていなかった行動をしたりすることが必要であり、そのことが人間の成長に繋がっていくと思います。そして自分が変わり、成長することで周りの人も変わっていきます。人間関係でうまくいかない場合は、自分がほんの少し変わることで、成り行きが好転していくことがあります。自分が予想しているよりもずっと良い方向に変わっていくこともあると思います。
失敗したりうまくいかなかったりする時には、誰かのせいにするのではなく、自分に何ができるか・・・そういったことを考える機会をこの映画は与えてくれるはずです。そして自分の思いを変え、行動を変えるには少しの勇気が必要になると思いますが、こういった映画から勇気をもらい、何が起きるかわからない明日を精一杯生きる力も身につけていきたいところです。
イオンSC五城目店教室
教室長 上野将寛(ウエノ マサヒロ)プロフィール
ABSラジオ「タマリバ」ニックネーム:ウエパン
指導歴16年 延べ1013名の生徒さんをサポート
・秋田大学卒 (中学時代バスケットボール部所属)
・平成15年 明光義塾教室長就任
・平成16年~ 4年連続 明光義塾栄誉教室賞受賞
・平成22·23·25·30年 公立高校入試 塾生全員合格!!
・平成26年 明光義塾山形エリア教務主任
・平成27年~ 明光義塾山形エリア統括責任者
秋田県内の学習塾中トップの合格者を輩出!
秋田県公立高校入試 合格者数第1位の学習塾 明光義塾!!
只今、上野将寛による学習相談を無料で開催しております。
お気軽にお問合せください。