ぜひ観て欲しい!ウエパン先生 本気のお勧め映画
2018年6月14日
私は高校生の時に映画にはまって以来、たくさんの映画を見ています。単純な娯楽として見る映画も多いのですが、中には人生の教訓としているものがあったり、勇気をもらったりするものもあります。皆さんにも映画を通して何か特別な経験をして欲しいと思いますし、少しでも人間として成長するヒントを見つけられたらいいなと思います。
今回紹介するのは
「ペイ・フォワード 可能の王国」です。
アメリカ製作の映画で原題がPay It Forwardです。
外国の映画を日本で公開する場合、原題と比較して意味が分かりずらかったり、映画の雰囲気やテーマに合わせたりして日本語版のタイトルにすることがあります。
単純に日本人向けに『ペイイットフォワード』だとどんな映画か分からないし興味を持つことすらできなくなる可能性があります。今回は「可能の王国」という日本オリジナルの副題がつけられていますが、正直微妙な副題です。ただ、実際映画の内容からしても日本語としての副題をつけるのは難しい内容です。「じゃああなたならなんて副題つける?」と言われても困ってしまう内容です。
たくさんの映画ファンに見てもらうために映画会社も様々な工夫しているんだな・・・という新しい視点からも映画を見てみることもおススメします。
では「ペイ・フォワード」がどんな内容かと言いますと・・・
■『今日から世界を変えてみよう』
主人公は中学1年生の男の子です。中学校に入って最初の社会の授業。先生が年間を通じての大きなテーマ課題を出します。その内容が
『Think of an idea to change our world – and put it into Action!』
(自分たちの世界を変えるためのアイデアを考えてみよう、そして行動してみよう)
多くの子供たちが子どもらしいアイデアを出す中で、主人公の少年はとんでもないアイデアを思い浮かべ、行動していきます。もちろん映画ですので、主人公の少年もその親も友達もそして先生も癖のある人物像です。様々な境遇の中でどうやって世界を変えていくのか・・・そんな人間の挫折や成長が展開される感動ストーリーの映画です。
ちなみに主人公の男の子の演技力が秀逸です。※シックスセンスという映画でも活躍!
■Pay it forward =次に渡す
タイトルのPay it forward は本編の中でも何度か台詞として出てきます。日本語字幕では「次に渡す」と訳されています。
何を次に渡すのか。
主人公が考えたアイデアは
『受けた恩をその人に返すのではなく、違う人を助ける=次に渡すために行動する』ということです。
この映画では「次に渡す」ことから様々な変化が生まれていきます。人間がどんどん成長していきます。ちなみにこの映画でのルールは、他の人を助けた時にその恩を「次に渡す」ように促すことも含まれます。(詳細は是非本編をご覧ください!)
日本人は昔から「恩返し」の風習を美徳としていますので、私たちにとって恩返しも素晴らしい行動になっているはずですが、恩返しの発想を「恩渡し」に切り替えていくと一体どうなるのでしょう?
例えば、鶴の恩返しの「鶴」はおじいさんに恩を返さずに、着るものに困っている人たちのために機を織りる。浦島太郎の「亀」は助けてもらったお礼に浦島太郎ではなく他の困っている人を竜宮城に連れて行くということです。
恩を返す代わりにその感謝の力を違う方向に向けることで、ハッピーになれる人が増えていく・・・
この映画ではそんな新しい世界を見せてくれます。
■皆さんのペイフォワード
世の中では、残念なことに、他人の悪口や欠点こそどんどん次に渡っていきます。SNSの普及でそのスピードは急激に速くなり、広がっていく範囲も広くなっていきます。ちょっとした過ちも一気に広がり必要以上に傷つく場面も生まれてしまっていると感じます。今まで知られていなかった悪事が暴かれ始めているという利点もありますが、多くの人が負の連鎖に頭を抱え悩まされている現代において、是非、皆さんには身の回りの人間をハッピーにするための連鎖を作ってほしいと思います。昨日誰かに励まされたら・・・あなたの大切な人たちを励ましてみてはいかがでしょうか。
困っている時に助けられたら、困っている人を助ける準備を始めてみてはいかがでしょうか。
相手の喜んでもらうことがどれだけ自分の幸せに繋がるのか?
是非皆さん自身に体験して欲しいです。
そしてその勇気がまだ無い方はこの映画を見て少しでも勇気をもらってください。
私もどんどんペイフォワードを広めていくつもりです!
■ペイフォワード式暗記術
世の中に多くの暗記方法がありますが、私のお勧めの暗記術が「誰かに教える」「他の人に伝える」ことです。まさにペイフォワード=次に渡す・・・という方法です。
「覚えないといけない」はインプットの意識ですが、「知識を広める・説明する」ことはアウトプットの意識です。実はこのアウトプットこそ最強の暗記に繋がると私は信じています。
社会の語句暗記が苦手な生徒にこそ、「はい、先生(私)に教えてみて」と言っていますし、できる限り家族や友人を巻き込んでどんどん説明する機会を増やして欲しいと思います。
覚えることが多く行き詰った時こそ、ペイフォワード式暗記術を実践してみてください。
教科書やワークなどを見ながらやっても効果は出ます。すらすら説明できるまで『次に渡し』続けてみてくださいね。
イオンSC五城目店教室
教室長 上野将寛(ウエノ マサヒロ)プロフィール
ABSラジオ「タマリバ」ニックネーム:ウエパン
指導歴16年 延べ1013名の生徒さんをサポート
・秋田大学卒 (中学時代バスケットボール部所属)
・平成15年 明光義塾教室長就任
・平成16年~ 4年連続 明光義塾栄誉教室賞受賞
・平成22·23·25·30年 公立高校入試 塾生全員合格!!
・平成26年 明光義塾山形エリア教務主任
・平成27年~ 明光義塾山形エリア統括責任者
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